膝スリとは
バイクのレースを観ていると、バイクがほとんど床すれすれになるまで倒してカーブを曲がるシーンがよく出てきます。
バイクに乗り始めると、「かっこいい!一度はやってみたい!!」と思うこのテクニックは、一般的には「膝スリ」と呼ばれています。
一般道路ではあり得ない膝スリですが、サーキットではごく当たり前にライダーが膝スリをやっています。
膝スリをやるには、もちろん普通のバイクウェアでは無理です。
膝をケガするだけではなくて、転倒してしまうケースがほとんどです。
レースで走っているライダーが膝をケガしないのは、膝の部分にスライダーが付いているからです。
スライダーは「バンクセンサー」とも呼ばれており、自分がどの程度まで倒れているかを把握するためにも役立ちます。
膝スリのコツ
バイクのテクニックに長けたライダーなら、自分で膝スリに挑戦してみることも不可能ではありません。
とはいえ、難易度の高いテクニックですので、あくまでも自己責任で行うことが大切です。
ただし、公道で練習するのは大変危険ですから、やるならサーキットで試してみましょう。
プロであれば低速でも膝スリをやることは不可能ではありませんが、通常はスピードを出していないと転倒してしまうのが膝スリです。
サーキットの中には膝スリをコーチしてくれる講習会を開催しているところもありますので、参加してみるのも楽しいかもしれません。
おすすめの膝スリ講習
膝スリ講習会でおすすめなのは、RA TOKYOが開催している「大江戸膝擦屋」です。
スポーツランディングの楽しさを体験するために開催されているプレイ・ライディング・プログラムのひとつで、ほぼ毎月開催されています。
この講習会の面白いところは、「ヒザスリ100%完全保証システム」が付いていることです。
大江戸膝擦屋に2回参加しても膝がスレなかった場合には、3回目以降の講習が何度でも無料になるというのがヒザスリ100%完全保証システムです。
ちなみに、初回参加でヒザスリが達成できたライダーの数は今まで100%となっています。
興味のある人はぜひ参加してみましょう。
RA TOKYOが用意している「ヒザスリ専用マシン」のミニバイクを使用することによって、膝スリを体験することができる楽しい講習会です。
講習会のスケジュールは、RA TOKYOのホームページで確認することができます。
同スクールではツアーセッションやサーキットセッションなども開催されていますので、合わせて受講するのもおすすめです。
千葉県袖ケ浦市にある一周2500mの本格的サーキットはアクセスも便利で、海ほたるを経由すればあっという間に到着してしまい、大変便利です。