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ヨットの仕組みを知っておこう

ヨットに手を出してみたいけれど、どういった仕組みで水上を走っているのでしょうか。
風を利用して進んでいることは理解できても、それを自在に操る原理は初心者には想像し辛い部分です。
よく見ると風下だけではなく、風上に向かっていくヨットだって存在しているじゃないですか!
実際にヨットは風を受けると斜め45度方向に進めることができるので、この原理を利用して蛇行するようにジグザグに交互に進んでいけば、風上に向かって進むことができるのです。
ヨットの揚力の原理や操るためのセーリングについて知っておけば、もっとヨットを楽しめますので、まずはヨットについて知ってみるところからはじめて見てください。

揚力の原理を知ろう

風上の方向にも斜め45度までは進めますが、この原理は飛行機の翼部分と同じ役割をしているとイメージすると解りやすくなります。
葉緑の原理は湾曲面に風が当たると湾曲した翼の上の面を流れる空気と下の面に流れる空気と気圧に差が生じます。
このとき上の面を流れる空気の方が速度が速く、気圧が下がります。
これにより飛行機の翼は上下に気圧差が生じますので浮かび上がるのです。
ヨットが前進する仕組みもこの揚力の原理を応用し、風上方向に進んで行くようになっているのです。

セーリングの方法について

こうした揚力の原理を活用するために、セーリングにもさまざまな物があります。

まずはクローズホールドと呼ばれる純粋に風上45度までジグザグに進んでいく方法です。
この時横流れする力を強めに受けてしまうので、風下方向にちょっと傾斜しながら走ります。

続いてはアビームという方法です。
クローズホールドと違い、風を真横から受けて進み、スピードも出ます。

ランニングと呼ばれる方法は風邪を真後ろから受けて進みます。
後ろから風を受けると前に進みやすいかと思われがちですが、揚力の原理が利用できないため速度があまり出ません。
さらに舵も取りにくく、操縦しにくいのです。

最後にクローズリーチと呼ばれる方法です。
正面から風を受けるクローズホールドとは横から風を受けるアビームの中間地点から走ることです。
クローズホールドより経営者は少なくなり走りやすくなります。

フィーリングの方法を一つとってもこのように何種類もあり、それらのほとんどに揚力の原理が応用されているのです。

ヨットを使って風を切る爽快感は格別!

ヨットの仕組みを知ればどのように風を受けて前進しているのかがわかります。
風を受けて海を突き抜けていく爽快感はヨットならではのものです。
自然の力を使ってボートを動かすのは大変魅力的なマリンスポーツで、ちょっと難しそうに見えてもやってみるとはまってしまうという人も多いスポーツです。
ヨットの魅力に触れて、ぜひその奥深さを味わってみてください。